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保護猫の里親募集条件が厳しくて、里親になれない!

保護猫の里親になろうと探していた方はご存じの通り、里親条件はとても厳しいのです。「殺処分ゼロ、ペットショップゼロを目指す運動」があるのに、条件が厳しくて引き取りたいと思っても、里親を断念する方が多くいる矛盾した現状があります。

なぜ条件がこれだけ厳しいのか

条件が厳しくなったのには、理由があります。飼い主側の勝手な都合で無責任にも放棄したり、転売目的、虐待目的、飼育費要求などの詐欺行為などがあるからです。

里親募集で引き取った猫を数十匹、虐待死させた事件は新聞やニュースで取り上げられたこともあります。現在でもこのことに関して、厳罰を求める署名が続けられています。

飼い主の身勝手な例としては、懐かないのでかわいくない、子供を噛んだ、子供がアレルギーになったから、転勤になって飼えない等の理由で、一度は引き取ったものの、猫を手放す人も少なくないそうです。何度も家族から見捨てられた猫たちが負った心傷の深さは本当に測り知れませんね。

このような状況を避けるべく、里親条件は年々厳しくなっているのだと言えますね。

里親になる厳しい条件とは

保護猫団体にもよりますが、厳しいと言われる条件は以下の通りです。

不可となる条件

  • 高齢者(60歳以上)だけの世帯
  • 小さい子供がいる家庭
  • 単身
  • 男性
  • 未婚カップル
  • 学生、未成年
  • 8時間以上留守にする場合
  • 賃貸住宅
  • 飼育歴なし
  • 固定電話無し
  • フリーメールでの問合せ

必要項目

  • 世帯主の源泉徴収、預金残高証明の提出
  • 勤務先の確認(電話確認あり)
  • 身分証明書の提出
  • 家族全員の顔写真、または顔合わせ
  • 自宅訪問(引き渡し時)
  • 引き渡し後の成長報告(写メなどで近況報告)
  • ワクチン、不妊手術の証明提出
  • 餌の指定(良質なもの)

その他

  • 餌の指定(良質なもの)
  • 寄付

保護猫団体が、これらの条件を全て提示しているわけではありません。

このように、20~60歳までの単身ではなく、家族でも小さい子供がいない世帯というと、かなり年齢の幅が狭くなります。せっかく里親になろうと思っていたけど、この厳しい条件のために諦めてしまうご家庭も多いそうです。

実は我が家もそうでした。我が家には1匹の猫がいますが、当初は保護猫の里親になろうと探しておりました。問い合わせをするも、小さい子供(下の子が当時5歳)がいるからと断れてしまいました。子供達がどうしても子猫から育てたいという強い思いもあったので、ペットショップで探しました。

クッキー
クッキー
ボクが3カ月のときに、かぞくになったのニャ

 

里親になるにはどうしたらいい?

里親の条件は、団体によって違いがありますが、これはどうしてもダメな絶対的条件があり、それに当てはまる場合は諦めるしかありません。

しかし、条件が厳しくなったのは保護猫が不幸にならずにするためです。団体の中には引き取りたいと願っている、その人自身を見てくれる方もいるそうです。

保護猫は団体だけでなく、猫カフェや個人のボランティアの方々も募集していますので、そちらで探すのも良いかもしれません。ジモティでも個人で保護猫の募集をしていますよ。

その場合、里親になりたいが、団体では○○条件をクリアできなかったけど、こちらに引き取られても安心で大丈夫です!という解決策を伝えることが大切になります。

我が家は2匹目の猫を迎えたいと考えています。今度こそ保護猫を迎えたいと思っています。今後、探しているサイトの情報や、どのように迎えたかは別の記事で紹介しようと思っています。

まとめ

里親の条件が現状でも厳しいですが、身勝手で悪質な人の手に猫が渡らないためです。今後さらに条件が厳しくなってくるかもしれません。それでも引き取りたいと願い、家族の一員として、共に過ごすパートナーとして迎え入れるという覚悟が必要なのかもしれませんね。

 

 

 

 

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